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H16  エコポーセリン50

 エコポーセリンとは陶磁器を作る工程で排出される不用物を活用した白磁食器の名称で磁器のふるさと・有田から誕生しました。陶磁器の不合格品や使用済みの窯道具、陶石から陶土を作る時に出る残り滓などを原料として再生しています。平成13年度に再生原料の利用率が21%のエコポーセリン21ができました。エコポーセリン50はさらに再生原料の利用率を50%にまで高めた環境に優しい食器です。陶磁器など一度焼いたものを砕いて粉にしても、物を形作るのに必要な可塑性という性質をなくしていて、もとの土のように茶碗や皿などの形を作ることができません。エコポーセリンで使っている再生原料も可塑性がほとんどありません。再生原料を50%も使って可塑性をもたせるのはとても難しいのですが、原料や調合を工夫して、いままでの有田焼に劣らないエコポーセリン50用陶土を作りました。エコポーセリン50の物性は強さの指標のひとつである曲げ強度が約80MPaで、白さを表す白色度W(Lab)は83程度であり、天草撰中陶土で作った標準的な有田焼と同等の強さと白さを得ることができました。